クラッドメタル(クラッド材)をオーダーメイドする際の注意点は3つございます。
クラッド材は既存品ではないため、必ずしも要望通りのものになるとは限りません。
製造する側も出来る限りクライアントの要望に応えようとしますが、お客様自身もメーカー・代理店等の製造する側に任せきりにするのではなく、出来る限り要望通りになるように、事前の打合せは時間をかけて行うことが重要となります。
クラッド材は、安価な材料を多く使用することで価格を抑えて製造することも可能ですが、必ずしも希望通りの金額内におさめられるわけではありません。
使用する金属材料次第では、かなり高額なものになることもあるので、価格の打合せも事前に行うことで、要望に対する価格感をすり合わせて、ご納得いただけるクラッド材を製造することが可能となります。
初めてオーダーメイドするクラッド材は、思ったよりも品質が安定しないケースも少なくありません。
金属の配合の仕方や製造をどこに任せるかによって、全く異なるものになってしまうこともあります。
そのような特徴・リスクをしっかりと理解したうえで、オーダーメイドを実施することが重要です。