本事例は、サーマルプロテクターに使用されるバイメタルヒーターの端子へのバイメタル材の搭載事例となります。
バイメタルヒーターの端子には銅が使用されますが、ヒーター素材(電熱線)は銅に溶接が出来ないため、銅のみを使用した端子では、ヒーター素材との接続に難があります。
当社にて、バイメタルヒーターの端子に銅と鉄のクラッド材を提案させていただきました。
銅と鉄のクラッド材を使用することで、製品用途に重要な電気を円滑に流す素材としての銅と、ヒーター素材である電熱線を溶接する素材として鉄の特性を併せて活用することができるようになりました。
単一金属の特性では解決ができないお困りごとをお持ちのお客様がおられましたら、是非当社にご相談ください。