よくある質問

チタン(Ti)のクラッド材としての特徴を教えて下さい。

回答

チタン(Ti)は、軽量かつ高強度な特性を持ち、耐食性も非常に優れています。これにより、クラッド材料として非常に適しています。チタンの耐食性は、酸やアルカリ、海水など様々な環境に対して優れており、腐食による損傷を防ぐことができます。また、チタンは熱伝導性や電気伝導性も高く、高温や低温にも耐性があります。そのため、化学プラントや海洋設備、石油・ガス産業など、厳しい環境下での使用に適しています。さらに、チタンは酸素接触によって厚さ数マイクロメートルの酸化皮膜が形成されるため、耐摩耗性も向上します。

これらの特性から、チタンはクラッド材料として広く利用されています。

クラッド材としては、銅、アルミ、オーステナイト系ステンレス、フェライト系ステンレス、軟鋼、炭素鋼、高張力鋼と接合が可能で、非常に幅広い金属と組み合わせて接合ができる金属材料です。

チタン(Ti)を表皮金属としたクラッド材の取扱い製品としては、Ti/Al2層、Ti/Al/Ti3層、Ti/SUS2層、Ti/SS400 2層がございます。
下記のリンク先にそれぞれの詳細を記載したページがございますので、ご興味のあるお客様は御覧ください。
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